仮想空間を活用したバーチャルオフィスの例

ビジネス界で、仮想空間のメタバースが活用されている例として、バーチャルオフィスである「HorizonWorkrooms」があります。
これは、Meta社が開発したもので、自身のアバターをバーチャルオフィスに送り出し、他のメンバーとあたかも同じ空間にいるかのように話をすることができるものです。
先進的なオーディオ技術の採用で、話しかけられている方向や距離がわかり、自然な会話を楽しむことが可能です。

Microsoft社の「MeshforMicrosoftTeams」もバーチャル会議ができるメタバースです。
仮想キャンパスもあり、ここには交流会やパーティー、プレゼンなどのために集まることができます。
同じ空間を共有しながら、気兼ねなく、活発に会議やイベントに参加できるようになるので、業務の効率がアップし、個人の積極性も向上することが期待されています。

日本では、株式会社OPSIONがバーチャルオフィスの「RISA」を提供しています。
アバターに「取り込み中」などのステータスを表示できるので、現在の状況を互いに把握できます。

「Virbela」は世界的プラットフォームです。
VR機器は必要なく、自身のアバターをオフィスの中で自由に動かすことが可能。
アバター同士の会話は保存されないのでセキュリティの面も安心です。
話しかけられた方向と距離も感じられるようになっており、左の方から話しかけられるとヘッドホンの左側から声が聞こえ、遠くの席に座っているアバターが発言しているときには小さく聞こえます。
より現実に近い感覚で会議に参加することが可能です。